エクレアrougeの『はじめまして、久しぶり』がめっちゃすきなやつだった

抑えきれない熱い感情が時に静かに、時に激しく熱く揺らめく。

毎度のことながらいいコピーつけるなと感心しております通称『エクレア赤』の感想です。

全部いい! 最高! だったのですが今回は気になった作品の感想を整理したいと思います。

 

はじめまして、久しぶり

カボちゃ先生の『はじめして、久しぶり』。

これすごい好きです。

優勝。

 かつての親友との再会。

その相手と以前のように接することはできずという経験は多くの人が共感できるものではないでしょうか。

しかし何気ない会話からかつて好きだった部分を改めて発見する。

相手も自分の何でもないようなところをすごいと思っていたりして。

二人の関係性は変わってしまったけれど、かつてのお互いが特別だったことに変わりはない。

もう親友ではないかもしれないけれど、ずっと特別な友達ではあるという終わり方がすっごいすきです!

 

普遍性がある物語はやっぱりいいよね

かつては親友で、今はあまりあっていない友人。

このフレーズを聞いただけでパッと自分の中で思い浮かぶ人は多いんじゃないかなと感じました。

そういう感情移入のしやすさみたいなのがこの作品に惹かれた理由なのかなとか考えたりしてました。

あとこの作品には強い恋愛感情が出てこないので、一冊のアンソロジーとして見たときにアクセントになっているなと感じました。

 

まあ、女が女のこと考えてたら百合だからこの作品はめちゃくちゃ最強の百合ですね。

優勝。